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ひとこと

 

如月


2月28日(金)

非同盟諸国会議開催

非同盟諸国会議と聞いて、ぴんと来る方は少ないと思いますが、これは冷戦時代、アメリカともソ連とも組まずに中立を保つ事で、両者の対立による緊張を和らげようということで、1961年に発足したものです。

現在は、平和的解決や経済格差への提言を中心にしておりまして、参加国は112カ国と多いのですが、弱者連合の弱さというか、影響力はいまひとつで、今回は、アメリカによるイラク攻撃、そして北朝鮮の核開発と、緊迫する国際情勢のなかで、どれだけ存在感を示せるか。おまけに、北朝鮮が自らの主張を特別声明に盛り込もうとしたりして、まとまりもなかなかついていない。


2月25日(火)

東京高裁、年寄株譲渡に際し1億7500万円を現立浪親方に支払うよう命令

年寄株の譲渡ということですが、この年寄株、大変な高値で、株によっては3億円などという値がついたりしていますが、それは、相撲協会が発行数を厳しく制限しているからで、現在、105しかありません。

逆にいうと、大量に発行すれば値崩れするわけですが、これは年寄株に限らず、どの株もそうです。例えば、メガバンクが次々と、発行株式を増やしましたが、ドーンと値が下がって、結局、発行した株によって入ってくる金額は吹っ飛びました。元のパイが大きくならないと、切れば切るほどスライスは小さくなるというということです。

2月24日(月)

日銀総裁、福井氏に内定

速水さんに続いて、日銀出身の総裁ということで、おそらく政府は、昭和44年以降、続いてきた、日銀と財務省(旧大蔵省)出身者が交互に就くたすき掛け人事にくさびを打ち込んだ、と威張るでしょうが、目新しさはそこまでで、福井さんは大方の予想通りの本命で、福井さんの政策も目新しさは見当たらず、逮捕者や自殺者を出した5年前の日銀接待事件で責任を取って副総裁を辞任している過去などもあって思い切ったことは出来ないだろうという批判もあります。

インパクトなしというのは、マーケットの反応にも出ていまして、インフレターゲットに慎重な福井さんだと上げの要因にはならないが、下げの方は底に近く、これ以上は下がらないという、その通り小動きでした。


2月20日(木)

アメリカによる北朝鮮への制裁案が、ニューヨークタイムズ紙しに掲載

この内容がかかれているニューヨークタイムズの記事をもう少し詳しく紹介しますと、具体的には、武器輸出を禁止すること、在日朝鮮人による送金を禁止することを提案することを考えているとのことです。

さらに、これまで北朝鮮は、外貨獲得のために武器を輸出している。その証拠のひとつとして、去る12月、今年12月、スペイン軍が、スカッドミサイル15本を積んでイエメンに向かう北朝鮮の船を捕捉したと伝えています。

さて、日本はどうするのか。太陽政策かつ自主の道を歩みたい韓国と強硬路線かつ東アジアをての内に治め続けたいアメリカには明らかに温度差があります。本当の国益はなにか、みんな真剣に考えるとき。

2月18日(火)

アメリカの対イラク戦争に対する日本政府の態度

テレビでこのことについて答える川口さん、苦しそう。なにせ、このアメリカによるイラク攻撃、世論と正反対でもあり、大義名分を探すのが難しい。しかし、北朝鮮の核を抑止するにはアメリカ頼みで、ここでアメリカに反対するわけにはいかない。よく、フランス、ドイツを見習えといいますが、あれはNATOという軍事同盟があり、かつ両国とも集団的自衛権を行使できる。

つまり、日本の場合は、戦後58年。集団的自衛権を解釈をめぐる言葉遊びに終始してきたつけがまわってきた。諸国の良心を信頼して、「うちは平和で武器を持ちません」という態度がいかに世界の常識に反していたか、無茶なことだったか。


2月17日(月)


タイガー復帰緒戦で優勝

とにかく凄いのひと言。かっての常識を全て覆しています。まず、ゴルフというのは、常に146人を相手にするわけで、年間3勝すれば大変なことですが、タイガーはデビュー6年で35勝を上げています。

次に、黒人ゴルファーという特殊な立場。現在、ツアーにはフィジーのビージェー・シンと二人だけ。今後、彼らに続きそうな選手も見当たらず、風当たりが強いなか、この誰も寄せ付けない強さ。

タイガーの出現がゴルフを劇的に変えました。賞金は4倍以上になり、本人は、賞金や用具、服の契約で、年収4000万ドル、日本円で48億円。やっぱり、プロスポーツはスターですね。


2月16日(日)

日銀総裁人事、決まるのは月末になりそう

福田官房長官によると、「現職の総裁(速水さん)が、もうすぐ代わるという看板をぶら下げてG7に行くわけには行かないでしょう」とのことですが、それもあるでしょうが、もうひとつ、迷っているんだと思います。

当初、インフレターゲットをはっきり設定できる人、ということで、インフレ論者で元東燃社長の中原さんが有力視されていましたが、色々議論されていくうちに、どうもインフレターゲットが上手くいくかどうかわからん、と不透明感で不安になって、及び腰になっている。

僕はそれでも、インフレ論者がいいと思いますね。日本がかかえる最大の問題は、将来不安で消費や投資が伸びないことですから、その気持ちが和らぐだけでもずいぶん、違うと思う。

2月11日(火)


シアトルマリナーズ。他球団に先駆けてキャンプ開始

大リーグのキャンプは、日本とだいぶ様子が違います。まず選手の多くは、近くに家やアパートを借ります。家族や恋人連れも多い。

また、体力作りのような作業はしませんで、連係プレーなど集団で行なう作業のあと、すぐに実戦に入ります。そして、一旦、オープン戦に入りますと、毎日、試合。しかも、多くの選手に出場機会を与えるために、ティームを二つに分けたり、試合出場の予定の無い選手、特に野手はマイナーの試合に出ます。そのなかで、ふるい落とされていくわけです。

練習で実力を向上させる日本のキャンプも悪くはないですが、プロは自分の持っているものを披露する場所ですから、実戦が多いアメリカの方が選手の立場からするといい。


2月10日(月)


日商岩井、ボーナスなし→給与20%カットへ

痛々しい話ですが、会社の利益がなければ、社員に給料を払えなくなるというのは、現代資本主義社会のルールでして、仕方が無い。それにしても、日商岩井といえば、三和、第一勧銀系のかっては日本を代表する商社として就職ランキングなどでも上位の常連だった名門。それが財テクの失敗で経営が悪化してずっと苦しんできて、4月にはニチメンと合併します。

名門といえど苦しむ民間という一方、不思議なのが、官で、特に、特殊法人や公益法人などのデタラメはひどい。国民の税金や年金をぶちこんでしかも赤字を垂れ流しながら、巨額の退職金をもらうという、資本主義のルールから完全に逸脱している。このあたり、小泉首相の更なる頑張りに期待したい。


2月6日(木)

北朝鮮、アテネ五輪で、韓国と合同入場を希望

このニュースだけみますと微笑ましいし、脱北者のホッケー選手が北朝鮮の元ティームメイトに誕生祝を渡すなんて報道もあってなお微笑ましいですが、しかし待てよ、という気がするのは、例えば、ニューヨークタイムズがつい先ごろ、北朝鮮の核施設らしきところから原爆5発分に相当する核燃料の棒を8000本、搬出していた可能性を指摘していて、緊迫度を増している。

さらに、南北朝鮮という側面でみても、キムジョンイル韓国大統領、キムデジュンの親書を携えた特使がキムジョンイルには会えずじまいで、とても関係が進展しているとはいえない。

そう考えると、北朝鮮の脅威に晒されている日本で、同じく脅威に晒されている韓国と北朝鮮が仲良く合同入場というのはどうも奇妙で違和感がある。


2月4日(火)

シャトル空中分解

1981年以来、113回の飛行が行なわれてきて、最近では日本では日本人が飛ぶという以外ではニュースにならないくらい、当たり前のように考えられてきましたが、皮肉なことですが、こうした事件があると改めて、宇宙飛行士とは大変な危険を伴う仕事なんだということに気付かされた。

というのも、17年目前に起きたチャレンジャーの事故のときはロケットの継ぎ目に使われていたゴム製の輪の欠陥でした。そして、今回は原因究明はこれからですが、報道されているように左の翼に断熱材が直撃して傷がついたのが理由だとすると、私たち門外漢の感覚からすると、些細なものにしかみえない。それで空中分解するわけですから。技術の粋を集めたぎりぎりの精密機械なんだということに改めて気付いた。


2月3日(月)

個人向け国債の予約受付開始

株は下げ止まり8500円を回復、円は上げ止まって120円を回復で小休止というところでした。

さて、今日は来月から売り出される個人向け国債の予約の受け付けが始まりましたが、0.09%という利率にも関らず出足は好調で、これが何を意味するかというと、今後の日本経済に対する展望が暗いということになっちゃう。

つまり、金利が0.09%で10年ものの国債が売れるということは、これから10年間、銀行への預金はもちろん株や不動産など他の金融商品が、年の利率0.09%ということは100万円預けても900円にしかならないものよりももっと魅力がないという見方をされていることになる。別の角度から見ると、日本国が絶対、デフォルトしない、確実だ、という市場の評価ともいえなくはないですが、なんともやるせない国債の人気です。


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