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2003年3月の日記です
弥生
3月31日(月)
女子ゴルフメジャー緒戦:ナビスコ・ダイナショア
この大会、注目されたのが、女子ツアー史上最年少の13歳で予選を通過したミシェルウィ−でした。最終日は崩れて9位だったんですが、これが凄い。183CMで65km。310ヤード飛ばすっていう。かっては中年の職人芸だったプロゴルフが男女ともパワーとスピードの若者の競技に変わってきています。
で、ウィ−は、両親が韓国人なのですが、いま、女子ゴルフは韓国人の勢いが凄いです。プロも朴セリを筆頭に続々と出ていますが、フロリダに沢山あるゴルフ道場には必ずいて、アメリカの大学ゴルフにもわんさといます。
3月30日(日)
センバツ
甲子園を頂点とした高校野球は、日本の野球の繁栄を下支えしてきた功績は偉大ですが、やはり、その矛盾は指摘しておきたい。まず、球場のフェンスの広告を隠したり、グローブやバットのロゴの大きさまで制限したりして、野球に関る産業の育成に協力しない姿勢は変わらない。教育だからということですが、しかし、教育なのに選手の体を守る規則は導入せず、また21世紀枠など人気取りにも奔走している。
そして、野球の将来を考えるならば、プロもアマもないはずなのに、相変わらずプロを厳しく制限している。お父さんが元プロで、子供が高校野球をしていると指導もできない。
3月25日(火)
小泉首相〜戦後、各国間の関係修復を主導していきたい、と発言
なにをおめでたい、と笑う人もいましょうが、これからの世界は日本が先頭にたって行かないといけないと思う。また、それだけのことをしてきている。
たとえば、国連でいえば、その拠出金は、日本は20%です。これは、アメリカの22%に次ぐものですが、アメリカは滞納していますので、日本が一番貢献している。ODAの額も世界トップクラスです。
また中東に対しても、先進国中、イスラエルともアラブ諸国とも友好関係を保ってきて、汚れていない唯一の国です。アインシュタイン博士は来日したとき、世界が混乱と紛争に疲れたとき、世界を指導するのは日本をおいて他にない、といっています。こうした期待に応える義務がある。
3月24日(月)
千と千尋の神隠し=アカデミー賞受賞
宮崎作品はアメリカ人の大衆には分かりづらいのではないか、といわれてきました。アメリカ人は、一般に、善と悪という二分法でものごとを考え、こういうよく言えば深い、悪く言えば消化不良の感が残るものは苦手でした。それで、やっぱり、劇場での大ヒットにはなりませんでしたが、その芸術作品としての奥深さは、分かる人には分かったということでしょう。
これを機会に、アメリカの一般の人も、もっと日本の作品をみていただいて、単純明快な善悪論だけで物事は割り切れないということも理解してくれると、この受賞の意義はなおたかくなりますね。
3月23日(日)
フィンランド。大統領、首相ともに女性に。世界初。
フィンランドに限らず北欧の国は、独特の社会です。社会保障を充実させながらも、活力をうしなわず、いずれも、一人当たりGDPにすると、日本といい勝負という豊かさを実現している。特に、このフィンランドは、日本と同じ面積に人口は1/24の500万で社会保障と豊かさ、社会の活力をある程度、両立させており、これから人口の減る日本のヒントになるという声も高い。
実は、フィンランド、民族的にはモンゴロイドの血が入った人が多く、また言語も日本語に似た部分が多少あるという共通点もさることながら、またフィンランドにとって常に脅威だったロシアを破って以来、日本に対して、親愛の情を持っています。
3月18日(火)
チェイニー米副大統領、日本の核武装に言及
この発言を受けて、北朝鮮の脅威も現実味を帯びていることもあって、今後、核を含めた防衛に対する議論は、以前よりタブーなく行なわれていくでしょうが、そもそも、これまで、こうした議論をしてこず、結局、外圧によってどろなわ式に動くのは、わが国政府の典型的パターンで嘆かわしい。
イラク攻撃を支持するかどうかの問題もそうで、小泉さんは、国民への説明が全然無く、リーダーがきちっと伝えないから、色々な問題が蓋をされ、先送りされ、次に同じようなことが起こるまで放っておかれてきている。
3月17日(月)
アメリカの肩を持つわけではないが、世界でみると、日本が思うほど国連は重視されていません。実際、ベトナムのときはソ連が拒否権を発動しましたが、アメリカは構わず続けています。ソ連のアフガニスタン侵略のときも、アメリカは拒否権を発動していますが、ソ連は構わず続けています。
日本にとっても、そんなに有り難いものではないのは、例えば、常任理事国は第二次大戦の戦勝国5カ国で、しかも、いまだに敵国条項が残っていて、日本、ドイツ、イタリアの3国が何か怪しい動きをしたら、決議も何もなしで叩いていいことになっています。
ですので、国連は、一定の役割を果たしてきたには違い有りませんが、絶対の存在ではないと。
3月16日(日)
アメリカの戦時体制
国際世論とは対照的に、アメリカ国内では、戦争を支持する声がむしろ高まっていることが報道されていますが、そうでない声も勿論あるのですが、色々と大変です。たとえば、ニューヨーク州のショッピングモールに、反戦のTシャツを着て入ろうとしたら、愛国的でない、と入場を拒否され、それでも入ったら、通報され、逮捕されてしまいました。
また、メーン州は、公立の小中学校に対し「教室で反戦を語ることを配慮するように」通達を出しました。そして意見が対立するフランスに対しては、フレンチフライをフリーダムフライと言い換えたり、着々と雰囲気が高まっています。
3月14日(金)
ODA改革の方針決定。
ODAというと、これまで、鈴木宗男の一連の事件で有名になった利権の巣窟という批判。そして、中国のようにODAで軍用道路や水爆を作る国があるなど、その意味についても批判されてきましたが、その批判を受け、初めてその基本方針が見直されるのですが、今回の発表はその一環です。
で、改革の中身は、中国への円借款を25%削減し、戦略的にアジアをより重視しつつ、また、人道的見地から、紛争と飢餓に苦しむアフリカにも配慮したものになるということで、正常な援助への変化の兆しがみられるといえます。
3月13日(木)
株価対策
政府は今日、空売りをもう一段規制するなどの6項目の株価対策を打ち出しましたが、効果はあまり出ませんで、後は、日銀によるETF(日経平均に連動する投資信託)の買い取りしかないのではという声が市場では強い。
一方、円のほうは、対ドルでは少し円安にふれはじめましたが、円もドルも、他の通貨に対しては、ずっと落ちていまして、対ユーロだと過去4年で最も安い水準です。特にドルは、世界の決済通貨としての地位を危ぶむ声がありまして、なぜかというと決済をユーロに変える動きがあるのです。もしそれが進んで、かなりのドルがアメリカに戻る事態にでもなれば、アメリカは勿論、ドルを大量保有している日本も大変なことになります。
3月12日(水)
中国で政府の機構改革〜商務省の設置、国有企業改革の委員会発足など
確かに、色々な変化が出てきて、また13億の大市場ですから、これから世界の注目を集め続けるのは間違いないでしょうが、しかし、問題点は山積みです。
たとえば、安い輸出品を支えている人のは、一人っ子政策であぶれて戸籍の無い人々が主力ですが、これが1億人いる。これをどうしていくか。それと同時に、戸籍のあるひとに、移動の自由をいつ認めるのか。
それから、いまだに共産党の一党独裁ですし、また、ルールが一声でくるくる変わるシステムも怖い。こうした矛盾をどう解決していくかが鍵だと思う。
3月11日(火)
株価底抜け
どこまで下がるかというのは神のみぞ知るところですが、実は、国内のマクロ要因は意外にしっかりしていまして、外部要因、つまりイラクへの攻撃、またアメリカをはじめとした世界経済。
で、下がることで、日本経済にとってもっとも心配なのは主要行の財務面に与える影響。主要行は今年に入って相次いで増資策を発表したが、株価下落の勢いが早く、増資分の効果も帳消しの状態となっています。
また、銀行株を保有している生命保険会社の含み損も拡大していて、日経平均が8000円割れした水準では、日本生命など一部をのぞき、含み損の状態です。当然、経営危機になるところも出てくる可能性がある。また、それをふせぐために、一時、下火になった予定利率の引き下げもまた再燃しそう。そうなると皺寄せは生保で運用している個人ですから、これは悪循環。
3月10日(月)
北朝鮮、対艦砲撃つ
危ない、危ないと騒ぐよりも、もしもを考えてきちっと手を打っておく必要があると思います。たとえば、先週の週刊誌に、いざとなったら北朝鮮はミグ600で自爆テロを狙っているという話がありましたが、それがもし原発に向かっていたらどうするか。他の国でしたら、当然、撃ち落すわけですが、日本は出来ない。殴られるまでは殴ってはいけない専守防衛が邪魔になっているのです。5年前、テポドンが三陸沖に落ちたときも、対抗策はなにもなく、なんかしなければ、というので、漁業法違反で処理したという、これじゃどうしようもない。
3月7日(金)
ナキウサギ、激減。地球温暖化の影響の可能性大
地球温暖化による影響は、世界各地でニュースになっています。北極の氷が溶けたというのもそうですし、このニュースのように生態系を破壊しているのもそうです。そして、このまま50年後になると、ニューヨークが常夏になり、ヨーロッパのかなりの部分は水没すると言われています。
もちろん、日本でも大きな影響がでます。日本人が世界的にみて、知能が非常に発達しているのは四季がはっきりした気候による部分が大きいそうですが、それが失われる、というのは多少、手前勝手な考えですが、そう遠くない将来、マラリアなどの熱帯病が流行る危険も指摘されています。月並みですが、ひとりひとりの心がけを大事にしましょう。
3月4日(火)
今年度予算案、衆院通過へ
現在の予算編成は、どうしても税金の使われ方にムダがでてしまう仕組みとなっています。
まず、積み重ねであること。民間ですと、お客が買ってくれる価格がありますので、そのなかで利益を出せるようにコストを削減する努力をする。しかし、国にしろ地方にしろ、公共部門の予算は、まずコストありきでそこに積み増す。コスト感覚がないわけです。
そして、単年度の使いきり予算であること。つまり、あるものは年度内で全部、使い切ろうということになる。実際は、予算の8割から9割が継続のものであることからも、この単年度予算というのは無理がある。また、予算の見直しをしにくくしていることにもつながっている。
3月3日(月)
管制障害:日本の空マヒ
実は、ちょうど、コンピュータがダウンするとき、鹿児島に行く便に乗っていまして、幸い、滑走路の順番待ちが一番目だったので、35分遅れで鹿児島に入る事ができたのですが、その後は、10分に1本だけ飛ばすということで、報道されているように、何時間も遅れたり欠航もでた。
コンピュータは便利だけど、故障はするんですね。たとえば、パソコンでも、ハードディスクは大体、2年もするとダメになるから、必ずバックアップを取る。そして、泥棒や火事など万が一を考えて、保管場所も複数用意する。
今回でいえば、バックアップは取ってあったけれど、管制機能がひとつの場所だけだったという失敗で、管制機能を分散させるのは大事なことだというのが分かったということでしょう。
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