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神無月 10/26/04―Tue 減速が懸念される中国経済 ハードランディングの危険は遠ざかったり、ほっと一息の雰囲気漂う中国経済。 しかし、貧富の差、一人っ子政策の結果、戸籍に載っていない1億人の民など課題は山積だ。そして、もっとも気になるのは、だれがどうみてもおかしい、人民元の安さです。 1980年、人民元は160円だった。 そしていま、13円。 経済力が上がれば通貨が上がるというのは、20世紀の日本を引き合いに出すまでも無い、原則である。ところが元は、高くなるどころか、意図的に安くなっている。 結果、中国が世界の工場になった。日本と中国で見れば、当時の1/11のコストで雇えるのだから、当たり前だ。問題は、実態とあまりにかけ離れたものはいつかクラッシュするという、過去の法則だが、果たして。 10/24/04―Sun ミャンマー情勢が緊張状態〜クーデターの可能性も ミャンマーは、1988年に社会主義体制が崩壊して以来、軍事体制が続いていて、政治的に非常に不安定。民主化を望む声と、植民地の厳しい経験から、西洋主導のやり方にも根強い反感を持っていて、非常に複雑。 日本でもよく知られるアウンサンスーチーさんに対する、一見、理解しがたい弾圧も、アウンサンスーチーさんが、イギリスで教育を受け、イギリス人の夫を持つこともある。 10/23/04―Sat 特区の申請101件。教育関連が目立つ 6回目となる今回の募集は、10月4日から15日間にわたって行われた。101件と盛況だが、目玉の、株式会社による病院経営への参入は認められなかった。ハードルが高すぎたということだが、このあたりは見直せばいいこと。 それよりも、あとが大事。 事前の審査は慎重だが、通ってしまえば、その後の検証をおろそかにするのはわが国に時々見られる悪い癖。 10/21/04―Thu 個人の景況感、改善続く〜日銀のアンケート 今週頭、日銀が発表した景況判断指数では、個人レベルでも、景気がよくなってきたことを実感している割合が高くなっていることが示されていますが、一方、自身の暮らしでは実感なし、というデータも示された。 すでに、33ヶ月景気拡大が続いているなかで、実感がなかなか沸いてこない、というのは悲観的な国民性もあるでしょうが、よくいわれる、二極化という側面もあると思う。 10/19/04―Tue ライブドア、東北のCATVと連携へ 今後を先取りした動きだと思います。 ケーブルテレビやCSなどが、今後のプロ野球の中心になってくると思います。というのも、世界をみても、ヨーロッパでは衛星、アメリカではケーブルがスポーツ中継の中心です。 地上波では,放送する側からも見る側からも無理があります。たとえば、身近なところでは、試合のはじめと終わりが放送されないなどがこれまで指摘されてきました。お金を取れて、更に広告もつけられる、有料放送がこれからの流れになるでしょう。 10/15/04―Fri カルフール、日本撤退へ 外国系のディスカウントスーパーが難しいのは、彼らの、少品種大量仕入れが日本ではなかなか通用しないことも一因。というのも、日本の消費者は、諸外国に比べ、種類の多様さを求める。たとえば、缶コーヒーやお茶でも、いったい、何種類あるか見当もつかない。 外国の小売業者は、日本の複雑な流通経路を槍玉にあげるケースが多いですが、それは多品種少量を求める日本の消費のかたちでもあるわけで、ここを理解しないと難しい 10/12/04―Tue プレーオフ終了⇒シーズン2位の西武が日本シリーズへ 日本ハムー西武から数えると計8試合。 「盛り上がって、いいなあ、これ」という声が高まっていたのですが、最後に、西武が勝ってしまうと、長いシーズンはなんだったんだ、という妙な虚しさは、クイズ番組以上のものがある。 もっとも、レギュラーシーズンでは、これほどの盛り上がりは期待できないのは、8試合、ほぼ満員であったことをみても明らかです。 こんなことはシーズンではない。 シーズンが予選になる、という声もありますが、グローバル化して世界規模の大会が増えたいま、世界どこのプロリーグもそうなっている。もっとも、シーズンの意味づけを高める多少のルールの調整は必要かも。 10/11/04―Mon 巨人戦視聴率過去最低 プロ野球人気の低下は確かにありますが、この巨人戦の視聴率低下は、別の角度からみたほうがいい。それは、多チャンネル時代を迎えて、日本のどこでも、巨人戦以外の試合をほぼ毎日見れる時代になっているということです。 BSの普及もそうですが、ここ5年でケーブルテレビの視聴世帯も倍。スカパーなどCSも伸びていて、いまや、お金を払って民間放送をみている世帯は40%に迫る。巨人戦の地上波の全国放送に頼るビジネスも見直しが迫られるでしょう。 10/9/04―Sat CEATEC JAPAN 2004 シーテックとは、エレクトロニクスの総合展示会で、世界最高峰の技術を誇る日本の家電メーカーが次に何をするか、世界中が注目している展示会ですが、なかでも、面白そうなのは、次世代DVD戦争。 ソニー、松下などのブルーレイ対東芝、NECなどのHD D! VD。一枚のDVDに50ギガとか100ギガとか、信じられないレベルでの争いですが、コンテンツ会社、コンピュータメーカーなどあらゆる電機業界を巻き込んだ、ベータ対VHS以来の、熾烈な戦いになりそう。 10/7/04―Thu 田臥勇太〜日本人初のNBAの開幕ベンチに入るか いま、アメリカのスポーツ団体は、世界2位の大マーケット、日本を取り込もうと躍起になっています。特に、NBAはアメリカの国際戦略のパイオニアで、92年のバルセロナオリンピックを契機にヨーロッパを中心に大成功。ところが、日本のマーケットだけは上手く行かない。結局、大リーグのように、日本人選手がNBAで活躍するのが早道だ。そういう結論に達したようです。 10/6/04―Wed イチローの記録〜もうひとこと イチローと正々堂々と勝負をした大リーグ投手と、王貞治のシーズン通算本塁打記録55号が破られそうになった際の敬遠攻めを比較して、大リーグを賞賛する声が聞かれる。 まず、言っておくと、過去3度あった、王貞治の記録更新阻止はひどい話だ。阪神のランディ・バース、西武のアレックス・カブレラ、近鉄のタフィ・ローズといずれも外国人選手に対するもので、日本野球界の狭量ぶりは、十分に糾弾されてしかるべきだ。 しかし、イチローの記録達成をもって、正々堂々と勝負する大リーグという見方は正しくない。 ほんの3年前、バリーボンズ(黒人)がマーク・マグワイア(白人)の本塁打記録を破ろうとしたときに起きた激しい敬遠+死球攻めは、日本でも記事になった。これをもう忘れたのだろうか。ボンズは、はっきりと「あれは人種差別以外のなにものでもない」と述懐している。 欧米、特にアメリカの例をもってきて、自分たちを卑下し、なじるのは、日本人の悪い癖だ。無論、アメリカが戦後、日本人に対してそうなるような教育プログラムを組んだからでもあるが、彼らもあまりの効き目のよさにびっくりしているに違いない。 そろそろ目を覚ましましょうよ。みなさん。 イラク侵略も、日本での洗脳がこれほどの大成功を収めなければ、おそらくなかったんじゃなかろうか。つまり、アメリカは、あまりに日本でうまくいったものだから、他でも通用すると過信したんじゃないですかね。 10/4/04―Mon イチローの記録 イチローが現在、世界一ヒットを打つのが上手い打者なのも間違いないが、このところの大報道には辟易としている。 まず、全米が賞賛、というのは、大袈裟どころか、当たっていないのは、本誌のグラビアページをみれば分かる。そもそも、84年も前の記録との比較は、話題づくりとしてはいいが、比較対照としてそれほど意味はない。 当時は154試合でいまより8試合少ないとはいえ、4割打者がちょくちょく出ていた、打者有利の時代でもある。しかも白人のみの片肺飛行の時代だ。 バリーボンズは、はっきりと、白人しか居ない時代の記録だから、とベーブルースの714本を認めない構え。 ついでにいうと、この時代、エンタイトルツーベースもホームランだった。それより、もう少し、メディアには日本の野球を尊重してもらいたい。 たとえば、松中の3冠王。皆さん知ってますか? 3冠どころか、他の打撃部門合わせて8冠。これは凄い。 10/3/04―Sun 高崎競馬廃止〜累積赤字50億円超 公営ギャンブルは厳しい。売上は、ピークの1991年度から3割近く落ち込んでいる。特に厳しいのが、地方競馬で2000年には24ある競馬場すべて赤字。自治体の財源のはずがお荷物では困る、というので、既に3つが統合もしくは閉鎖。そしてこの高崎が閉鎖と。唯一の明るいニュースが、ハルウララの活躍で高知競馬がかろうじて黒に転換したことですが、それも継続性には乏しい。 10/1/04―Fri 原油高〜1バレル50ドルを突破 直接の原因は、アフリカ最大の産油国、ナイジェリアの政情不安で、かねてからある供給不安が再燃したことです。 それにしても、4年間で約4倍と、オイルショック当時に近いこの上昇ですが、なぜこうなっているかというと、まず中国など新興産業国での需要が強いこと。そこに中東を中心とした供給に対する不安、そして投機的動きがあるといわれていますが、オイルショックのような事態は生じないと思われます。 当時に比較しますと、日本経済は石油依存度を約35%下げました。為替レートは、約60%円高になっています。石油価格の高騰によるインパクトは、随分小さくなっているのです。 |
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