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ひとこと

 

 

弥生

 

 

/29/04―Mon

最高裁、ロッキード事件の重要文書を保管していないことが判明。破棄された可能性も

 

意図的かどうかは分かりませんが、ともかく残念。

 

なぜなら、ロッキード事件というのは、戦後の日本を象徴する事件。

公判三千日という裁判の長期化は悪しき前例となりました。

また、一国の首相を外為法で捕まえたのも謎だし、賄賂を送った方のロッキード社の重役は日本でもアメリカでも訴追されなかったなど、結局、アメリカの言うことを聞かなかった田中角栄がアメリカの巨大権力に潰されたという印象は多くの人が感じているなど、まさに戦後日本を象徴するものでした。

 

 

/26/04―Fri

アメリカ、先進国で全廃が予定されている農薬(臭化メチル)の増量使用を要請

臭化メチルは、フロンと並んでオゾン層を破壊する作用が強く、今年末で全廃が取り決められたものです。

それにしても、京都議定書に調印しなかったことも含め、環境より何より産業界優先という姿勢を貫くということで困ったものですが、逆に言うと、こうした近視眼的な態度がアメリカの産業界にとっても大きなしっぺ返しになる可能性もある。

 

たとえば、日本は、環境への取り組みを総合評価すると世界で一番でして、産業レベルでも工夫を凝らしたものが生み出されている。これが何を意味するかというと、いずれアメリカも環境に対して取り組むことにならざるを得ないとき、彼らは日本からその技術を買うしかない、ということになる可能性は高い。

 

 

/24/04―Wed

国産牛肉が調査開始(昨年8月)後の最高値更新

 

鳥インフルエンザに、ついに来た豚コレラということで、動物性たんぱく質の供給源が限られた気分になるなか、当然といっっちゃあ当然。

さて、牛肉価格の高騰の大元の、アメリカ産牛肉の輸入禁止ですが、かなり近くなっているという話がある。というのも、国内の畜産業者も解禁を求め始めているの

です。どういうことかというと、外国の肉を輸入する際にかけている関税は、国内の畜産業者保護に使われており、輸入の4割を占めるアメリカ産牛肉がないことは補助金の減少に直接響いてくる。

 

 

 

/22/04―Mon

マンチェスターユナイテッド、ヤンキースを収入で抜く。世界でもっとも収入の多い球団に

 

マンUの収入は、およそ340億円、ヤンキースがおよそ330億円。ちなみに巨人が250億円前後、阪神が160億前後といわれています。

過去、スポーツの市場規模は、アメリカ40%、日本25%、そして欧州は全部でやっと20%程度と言われましたが、90年代後半から、急速に拡大しました。

それは、衛星放送の発達と、リーグの再編でサッカーのテレビ放送権が急激に上がったから。

結果、勝ち組、負け組みがはっきりして大変な部分もあるのですが、マンUは勝ち組。ロンドン株式市場に上場して、抜群の知名度を武器にクレジットカードや住宅ローン事業にも進出。「最も企業化に成功したクラブ」といわれています。

 

 

/20/04―Sat

週刊文春の出版差し止めに関して

 

水曜日の朝、乗換る際に、日暮里駅で入手しました。何事もないかのごとく、山積みされていました。下車した柏にも置いてあった。

記事もなんてことはないものでした。

週刊誌が売るために、行き過ぎることはよくあるのは確かだと思う。センセーショナルな見出し、事実の誇張、時には事実を歪曲することも見受けられる。

私もかって、何度か痛い目に遭わされた。開けてみれば、インタビューで答えたのと全く違う内容だったことはざらでした。私のように、ほんのつかのま、話題になった程度の人間でも、そうした経験をしているのです。であるならば本当の有名人がどれほど歪曲や誇張で嫌な思いをしていることか。

しかし、それでも敢えて言いたい。

週刊誌がなければ、我々は真実を知る機会を著しく損ねる。新聞とテレビにはタブーがあまりに多い。ジャニーズしかり、創価学会しかり、再販制度しかり、国内外の差別問題しかり。何よりも、新聞、テレビは自らが巨大権力の一翼です。そしてそこには当然、腐敗が渦巻いている。新聞、テレビでは全く報じられなかったことが、週刊誌やネットなどから世に伝わることはざらです。週刊誌なくして、誰がそこに踏み込めるのか。

 

 

/20/04―Sat

アメリカ、BSE検査対象を、これまでの2万頭から、最大46万頭に拡大へ

 

40万頭といっても米国では年間3500万頭の牛が食肉用に処理されており、全体の1%強で、日本が求める全頭検査と同等の措置には程遠くこれが交渉打開になるかは疑問です。

ただ、長引けば長引くほど、アメリカの関連業者は苦しむことになります。

というのは、いまは、質、量共に代わりが効かない、という声が強いですが、そのうち、オーストラリアなど他の国も質、量ともに日本の消費者に合うものを作ってくる。それが市場経済というものです。

 

それが分かっているだけに、対外国の通商は一枚岩の結束を見せるアメリカとはいえ、抜け駆けなどが今後、出てくる可能性も高いでしょう。

 

 

 

/19/04―Fri

日銀、量的緩和を継続

 

これは要するに、これまでと同様、デフレを前提に、マネーを市場に流し続けるということですが、一方で、デフレはかなり終結に近づいている、と市場は考えていて、それが日本株の継続的な上昇につながっています。

 

それでも、量的緩和を継続するのは、平成12年(2000年)、ゼロ金利解除の悪夢があるといわれていますが、今後、どこまで量的緩和を続けるのか、舵取りが難しく、現在、世界最高の中央銀行総裁と評価されている福井さんの腕の見せ所でもあります。

 

 

/18/04―Thu

EU,列車爆破テロをうけて緊急閣僚理事会開催へ

 

この席では、今後のテロ対策のみならず、イラクへの駐留を含めた今後は欧州としてどうしていくかなども話し合われるはず。

というのは、スペインでは、これで政権が引っ繰り返って左寄りの政権が出来るという予想だにしない事態が起きてしまい、オランダなど、イラクに兵を送っている国でも現政権に対する世論の不満の高まりは充分に考えられる。

 

それにしても、列車を狙ったテロというのは、世界一鉄道網が発達した日本でも衝撃的な話です。

 

 

 

/17/04―Wed

プーチン、楽勝で再選

 

就任当初はKGB出身で、旧東ドイツなどで諜報活動に携わっていたことから、欧米の警戒感が強かった。国内でもエリツィンの忠実な後継者に過ぎない、といわれるなど、お世辞にもあまり期待されていなかった。

しかしいま、評判は上々。

国内では、エリツィン時代にはびこった汚職を取り締まり、強力に中央集権化を推し進めた。

国外でも、親米路線を推し進めることで、チェチェンに対する弾圧への批判の声を封じ込めている。また、経済のほうも原油価格が高止まりしていて好調というわけですが、かの有名なウィンストン・チャーチルが「ソ連の行動は、謎(enigma)のなかの謎(mystery)に包まれた謎(riddle)である」と言った通り、不可思議なことが起こりがち。

また、日本からすると、「強いロシア」を標榜するプーチンになって北方領土の返還が遠ざかっている面もある。

 

/16/04―Tue

Qちゃん、落選

 

ある意味、筋を通した結論だったといえるでしょう。「実績」と「筋」、どちらでいくか、ということで、過去、瀬古、有森のケースなどから、実績で行くという意見も多かったのですが、今回は筋を通したと。

裏を返せばこの人でなければ世界で戦えない、ということはなく、日本国内で強ければそれは世界で戦えることに他ならない、という判断なわけで、日本の女子マラソン選手の実力が、高いレベルで伯仲しているということでもなる。

 

 

/15/04―Mon

長島報道

 

長島報道が連日続いている。笑っただの、奇跡の回復力だの、憶測に基づいた狂走曲はあほらしいと思うが、同時に、長島の偉大さについて思わずにはいられない。

しばらく前までそのことには気づかなかった。

 

私は小さいころから、アンチ巨人の阪神ファンである。また、長島と王、強いてあげるなら王を選んでいた。だから不思議だった。なぜ、記録的にはさほどではない長島を祀り上げるのか?監督としての能力が低いのは明らかなのに、待望論があるのか?一挙手一投足が紙面や画面を飾るのか?

今はわかる。

長島はプロ中のプロだった。ハレの場を演出できるスターだった。長島はプロ野球、中興の祖である。プロ野球を国民的娯楽に押し上げ、そこで演じられる長島ショーが人々に勇気を与えたのである。

 

 

/14/04―Sun

ジェンダーフリー教育の謎

 

ジェンダーフリーの教育がどこから来たのか。それは、個人が国よりも公よりも家庭よりも優先だという戦後教育の発想だ。結果、世の中、みんな平等だ、という思想が日本にははびこった。

良い結果も生んだ。誰もが学校で読み書きを学び、所得面でも、自らそう望までもしない限り、決して飢えるようなことはない、ある意味で人類の夢を実現したことは大きく評価できよう。

しかし、皮肉なことに、これが、昨今いわれる日本人の精神的不幸のはじまりともいえる。日本人は、国そして自己の現状についても、これからについても、世界で最も悲観しているというデータがある。しかし、実際は、平均的な市民(中央値=メディアンあたりで考えてください)のレベルで考えると世界で最高の生活をしている。

 

なぜこんなことになるのか。権威も権力も序列も認めず、つまり自分の居場所がなくなり、何者にでもなれる、と勘違いしてみたり、逆に、どこにも自分の居場所がない、と感じてみたりする。畏れ多い、分を知れ。こんなセリフを聞いた人間がいまどれくらいいるか。欧州のように階級が厳然とある社会、アメリカのように金銭の多寡が、機会も社会的地位もすべて決める社会が良いとはいわないが、社会の役割はある程度知るべきだ。

 

 

/12/04-Fri

鳥インフルエンザ拡がる

 

シンガポールでは、鳥の歌声コンテストも中止になるなど、種類も地域も世界的な広がり。牛肉もだめ、鳥もだめで、当分はカツどんでも食うか、と考えたら、世の中には豚コレラというのもあって、これだけ連鎖的に続いているなか、出てこないとは限らない。

じゃあ魚はといえば、ものによっては有機水銀やPCBが蓄積されているなどという話もある。そして、これらが何によってもたらされたかというと、結局、人間は地球の王様として好きなことをしているが、それでも自然のバランスが保たれているなかでしか生きられない。

 

 

/10/04-Wed

ジェームズボンドは失格?英スパイ採用に身長制限

 

イギリスの情報機関MI5では、2000人ほどいるのを、テロ対策などで1000人増員する。その際に、男性180cm、女性173cm以下の身長制限を設けることを決定した。

この基準を適用すると、MI5の姉妹機関、MI-6の部員、ジェームス・ボンドはみな失格。というのは、歴代俳優5人はいずれも180cmをオーバーしている。

 ちなみに、日本ではこうした諜報機関は、戦後はなく、いま設置の必要性が議論されいます。ところで、「寒い国から帰ってきたスパイ:ジョン・ル・カレ:1963年」という本、知っていますか?私は読んだことないのですが、スパイ小説の元祖で、大ベストセラーだそうです。

 

 

/8/04-Mon

株価、下げ渋る

 

急ピッチで上がってきたのでそろそろ下がるのではないか、との見方がおおいなかで、これだけ粘っていて非常に強い印象。色々な一般雑誌をみても、株のネタがおおく、だいぶ株式市場も活況を呈している。

 

今週の注目材料としては、中国で行われている全人代。これは、日本の通常国会にあたるもので、アメリカドルに固定されている人民元に関してどんなコメントが出るか注目されていたのですが、中国国家外為管理局(SAFE)の郭樹清局長から出てきたのは、米雇用を損なってはいないこと。また、為替の固定相場政策は「長期間」維持される、との見通しだった。 また、同局長は、「われわれが行った研究により、経済および雇用に対する為替相場の影響が過剰に誇張されていることが判明した」と主張した。

ということで、予想通り、固定を維持する、との見通しで、今後は、台湾の総統選挙に関してどんなメッセージがでるか注目です。

 

 

/7/04-Sun

EU、アメリカからの輸入品に制裁関税へ

 

これは、アメリカが、タックス・ヘイブンを利用している企業を輸出の税制などで優遇していることに対して、発動するものです。

 

もし実現すれば、EUがアメリカに対して発動するのは初のケースだが、実はヨーロッパは伝統的に保護貿易の色合いが強く、かって日米自動車摩擦のときも輸入に最も高い関税をかけていたのはヨーロッパで、伝統的にしたたかな交渉で漁夫の利を得るのを得意としてきた。

 

では、なぜのらりくらりのEUが、強硬手段といえる制裁関税を発動するのか?

それは、EUの経済状況は、やや上向きとはいえ、ユーロ高や牽引車のドイツが10%を越える失業などの構造問題で苦しい部分が背景にあるのだと思う。

 

 

/5/04-Fri

日本株好調―あっという間に11500円を突破

 

この日本経済の好調に大きく寄与しているのが、中国経済の成長だということは異論がないでしょう。

 

問題は、中国の高成長がバブルなのかどうかでしょう。確かに不良債権の積みあがりは相当に悪い。また、政治的にも相当に矛盾がマグマとなって爆発の瞬間を待っている。一党独裁体制だからこそ、チベットやウイグル、台湾などを表面上迎えこんでいるが、綱渡りであることに違いない。

 

ではバブル的で破裂するかという、産業の基盤が、重厚長大産業をはじめとした物資の生産に支えられている点は注目に値する。破裂するバブル経済とは、80年代後半の日本や90年代後半のアメリカのように、実態を伴わないマネーゲームとなったときである。

 

中国の現在の様子を昭和30年〜40年代にかけての日本にダブらせる人は多い。もしそうであるならば、地理的に隣接する日本のメリットはしばらく大きなものとなるだろう。

 

 

/3/04-Wed

三浦敬三さん(プロスキーヤー三浦雄一郎のお父さん)が、100歳を記念して標高3000mから疾走

 

お元気で何よりですが、日本は世界一の長寿国でかつ高齢者が元気です。また、働く意欲も旺盛で、半数以上が70を過ぎても働きたいと考えているというデータがあって、これは他の先進国がせいぜい10%前後だということを考えると驚異的。

これを経済的に考えると年金や医療費を大きくセーブできるわけで、また、若者の勤労意欲は先進国最低レベルですからバランスも取れている。少子高齢化は実はそれほど怖くないという説を唱える学者も多い。

 

 

/2/04-Tue

米国産牛肉、再開の目途立たず

 

手前勝手な理屈でもって日本に対して輸入再開を求めるアメリカは、前回のBSE騒動のときに、日本から神戸牛、松坂牛などの輸入を禁じたままである。日米間を象徴するような矛盾であるが、今回は農水省が本当によく頑張っている。徹底的にやればいい。在庫や生産の関係で一時的に値段が上がるなど不都合もあるだろうが、それもちょっとの辛抱だ。日本に売りたい相手はいくらでもいる。

 

 

/1/04-Mon

世の中、虚実がわかりづらくなっている

 

先週、ジャニー喜多川がタレントにセクハラしている旨の記事を書いた週刊文春を訴えた裁判に判決がでた。判決は、ジャニー喜多川がホモセクハラをしていたことを認めるものになった。

日本で知らぬものはいないジャニーズがらみの話。ニュース性は十分のはずだ。ところが、新聞はベタ記事、テレビは完全に黙殺した。

こうしたことは、たかがタレントの話ではすまない。

麻原オウムもそうだ。死刑は大々的に報じても、TBSが坂本弁護士一家殺害に重大な役割を果たし、「人権への配慮」でオウムをのさばらせたことに対しては何もなし。

こういう世の中では、週刊誌やネットの存在が光ることは、数々のスクープが雄弁に物語っているが、これにしても、相当、ガセネタが多く。要は個人の情報検分力を磨くことだろう。

 

 

 

  


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