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卯月 4/26/04―Mon アメリカ経済を支えているもの かってアメリカの強さは、中南米を主とする不法移民の安い賃金だといわれた。 私が米国に住んでいるころ、法定最低賃金をはるかに下回る額で必死に働く彼らをよく見かけた。特に建設現場などは彼らなしにあの安い住宅価格の維持は出来なかっただろう。そして、豊かになりたい彼らのエネルギーがアメリカの経済を活性化していたのだと思う。 いまでもそうだ。アメリカには300万人の大富豪と3000万人の大貧民がいるとずっと言われてきた。いま、富の集中はすすみ、上位1%で富の60%を占める一方で、貧困者の数は3500万人に達している。それでもあの国はエネルギーに満ちている。 4/24/04―Sat 憎しみの連鎖:イスラエルが「アラファト暗殺も辞さず」と発表 今回2件続いたハマス指導者暗殺は、事前に暗殺する、と予告したうえでの実行でした。 実は、イスラエルは完全な民主主義国家ですので、国民の大半の支持を受けてこういうことが行なわれたわけで、宗教の対立、陸続きの国境をめぐる対立というのは、我々日本人の想像の範囲を遥かに超えている。 4/23/04―Fri UFJ銀行に追加不良債権 金融庁の検査が検査官によってまったく違うというのはよく知られている。私が聞いた幾つかの話のなかにはこんなものがある。 ある検査官がOKといったものを、半年後に来た別の検査官がノーと言った。ところが、そこで、「半年前に▲○さんにOKといわれましたよ」と指摘すると、あっそうでしたか、とあっさり引き下がったのだと。大手銀行の貸し出しが大幅に伸びている。経済の動脈であるこの動きに水を差さないよう、願いたい。 4/22/04―Thu アメリカ、拉致問題に全面的協力の姿勢を再度、強調 いま残っている同盟国との関係強化。そう感じます。 というのはイラク情勢。アメリカ人兵士の死者は日々増え、ついに700人を越えました。そうしたなか暫定政権も国連主導にする、と方針を変更しました。それでも、一度離れた人心は帰らず、スペインに続きホンジュラスも撤退を決定。さらに、エルサルバドル、ドミニカなどホンジュラスも含め、アメリカの裏庭といえる中米諸国まで撤退の動き。いまのアメリカは、日本を抱きしめたいような気分でしょう。 4/21/04―Wed サマータイム導入は交通事故を減らす? 財団法人社会経済生産性本部によると、活動時間帯が明るい時間帯にシフトされることで交通事故が、会社からの帰宅時など夕方の薄暗い時間隊に発生する約1万件を減らすことができ、約460億円の経済損失が防げるそうな。 サマータイム制度は、現在世界70か国以上で実施され、OECD加盟国29か国の中では、日本、韓国、アイスランド以外のすべての国で導入されています。 わが国では、 ライフスタイル見直しの観点や、地球温暖化防止活動の普及啓発等の推進として、サマータイム制度の導入について具体的議論が展開されているのですが、実は、昔、日本でもありました。 GHQの指導のもと、1948〜51年の4年間に資源節約のため採用されました。しかし、実質的な労働時間の延長につながったなどで廃止されました。今度はどうなるか。僕の海外生活の経験で言うと、気分が明るくなって、大変良いことだとおもうのですが。 4/19/04―Mon エフェドラ含有のサプリメント、全米で販売禁止へ。 医薬品で無くサプリメントが禁止になるのは史上初なのですが、これが原因で150人以上が死亡していることで当然でしょう。 このきっかけになったのが、1昨年、服用していた24歳の大リーガーが死亡したことです。エフェドラはダイエット効果もさることながら、興奮剤の効果もあり、大リーグでは、筋肉増強剤と並んで使用する人が多かったのです。私もアメリカに住んでいたとき、ダイエットサプリメントとして服用しましたが、最初のうちは心臓がちょっと高鳴って、おお、と思ったものです。 4/17/04―Sat 物価、3年8ヶ月ぶりに上昇。企業取引ではデフレ歯止めの気配 景気回復は鮮明になってきたが、これが本物になるかどうかはGDPの6割を占める消費にかかっている。 その消費は、所得に対する割合で見ると、バブル期に比べ大体3%低い。つまり同じ所得でも消費は当時より3%少ないわけで、その原因はモノあまりもあるが、一番は将来不安を反映したものだと理解されている。 その回復の最大の条件が、株価。少なくとも今年いっぱい安定的に動けば相当よくなるとみられている。 4/16/04―Fri 将来不安を数値化したデータを見た 最近、所得水準(可処分所得)に対する実質消費支出の動向をみる機会を得た。バブル期と現在は、平均所得が同じでも、消費に3%の違いが生じているとのこと。ここ数年巷で言われる「将来不安による消費の冷え込み」を示すにこれほど説得力のある数字はないでしょう。 4/15/04―Thu 多種多様な日本の消費を可能にしている卸問屋という存在 最近、郊外に行くと大型のショッピングセンターをよくみる。その幾つかは、スーパー、ドラッグストア、チェーンレストラン、雑貨屋と並んで巨大なホームセンターを配置している。まるで、アメリカに住んでいたときによくみた光景です。 ただ、センターの中味は違う。アメリカは巨大といっても、少品種が大量に置かれている一方、日本は多品種が大量に置かれている。要は消費者の嗜好が違うわけですが、多品種を在庫を切らすことなく揃えておくのは大変なことです。 日本の卸売業者、中間業者はとかく中抜きなどと高物価の元凶のように言われるがその存在が、多品種の取り揃えを可能にしている。 4/13/04―Tue 鳥インフルエンザ終息宣言―京都府で 中国で先月16日に終息宣言が出されたときは、WHO世界保健機構は怪しいといい、ベトナムで30日に終息宣言が出された際は、まだ分からん、不安は残る、とのことでしたが、今回、京都、大阪、兵庫で出されたことで消費者は安心できると思います。 とかく対応が後手後手だとの批判が多い日本の行政ですが、今回は47日という短い期間でこれだけ徹底的にやったのは見事だと思います。 4/12/04―Mon 中国株への熱の高まり この1年で、経済環境が劇的に変化している。それが本当にこの1年での変化なのか、それとも息吹が見逃されていたのか、はたまた雰囲気が変わっただけで本当は変わっていないのか。それは分からない。 中国に対する見方も変わった。1年前もその経済成長は誰もが認めるところだったが、世界にデフレを振りまいている、元をドルにペグしてずるしている。 さらには、SARSでその隠蔽体質が再露見し、一党独裁の共産主義である怖さが指摘されていた。しかし、いま、重工業を中心に日本の経済が活況なひとつの要因が中国への輸出であるなど、見方は変わった。 4/9/04―Fri サラリーマンは異動が嫌い 管理職の76%は分かるが、20代の65%はがっかり。 もっとも私が教えている江戸川大学で学生に聞くと、最も多いのが公務員というから、さもありなん。理由は、まさに異動がないことと、楽そうだから、という。 それにしても、このご時世、20代というと大半が独身。変化こそが楽しくて、経験、実績を積む意味でも、なにより、たとえば海外に行ってみたいとか、まだ見ぬ世界を見たいという好奇心に溢れているはずだが。 それとも、時代があまりに劇的に変化しているから、せめて自分の仕事環境くらいは、と思うのか。 4/8/04―Thu 年金問題 年金の一番の問題点は、その額でも、支給額でもなくて、曖昧模糊としていること。たとえば、学生から取るという仕組み。学生は社会人ではない、というのが社会的通念で、だから馬券も買えない。そんな学生に払わせようということは親に払わせることで、あほらしいと踏み倒す。一度、踏み倒したらもう払いませんよ。 せっかく国民総背番号制を打ち出したのだから、税金としっかり連動させて、納税者から取ること。 4/7/04―Wed 昨夏のアメリカ東部大停電は再発の危険性大いにありとアメリカ政府発表 アメリカの停電は、大小合わせてホントに頻繁に起きまして、年平均にすると、日本は6分に対して、アメリカは(停電時間が)2時間くらい。 これは簡単に言うと自由化しながら競争がないという悲劇です。 つまり、競争がないから新しくしたりサービスを向上する必要もないまま、とにかくあるものをぎりぎりまで遣う。そしてパンクというわけで、雷だったり、鳥などの動物などの原因で簡単にアウトになる。 4/6/04―Tue 沖縄で行われた7球団の春季キャンプの経済効果は43億円 今年は7球団に増えて、経済効果は昨年の約1.5倍、広島カープがプロ野球で初めて沖縄でキャンプをしたのが21年前。いまや完全にキャンプ銀座。一方、かってのキャンプ銀座の高知は悲惨。今年から西武とダイエーが新施設を用意した宮崎に。阪神も昨年から前半は沖縄ですから、かっての5球団から実質0。大きな経済効果と県や地域のPRになるだけにまさに仁義無き戦い。 4/5/04―Mon 3月の株式市場は好調でした。4月は? 3月、日本の株価は好調に推移しました。日経平均で6.1%の上昇。特に、アメリカはじめ世界の国々が軟調だっただけに、景気回復の色が鮮明に出たといえるでしょう。アメリカの3月は、最終週にだいぶ戻したとはいえ、月のトータルでは、ダウで−2.1%、ナスダックは−1.8%でした。 アジアのほうも流動的で、台湾と韓国の政局、それから中国がややインフレ圧力が出てきていることなど予断を許しません。 4/3/04―Sat フランスの統一地方選挙で与党大敗。政府の改革政策に不信任 野党が勝った最大の原因は、政府の年金改革への不満でした。フランスでも、少子高齢化のなか、年金支給額や支給時期が見直す必要がありまして、昨年夏、ストライキやデモを乗り越え、8年越しの年金改革法が成立しましたが、国民の審判はノーでした。 いまの日本の国会も年金問題が大きな焦点ですが、実は日本は、フランスのこうした断固とした姿勢を見習わなければ、ということでやってきました。 それだけに今回の一件は少なからぬ衝撃があるでしょう。 いま、先進国はどこもこの年金問題に頭を痛めています。 4/2/04―Fri いまどきの高校生とは 甲子園に出てくるような高校生は、ウェイトトレやら科学の発達でたくまし いので結構なのですが、実は、いまの高校生の体力は戦後で最も低いレベルにあります。 戦後、背が一貫して伸び、体の幅も大きくなってきたのが、80年代前後を境にトレンドは逆になりまして、特に体力の衰えが激しい。ソフトボール投げで4m、50M走でも0.2秒遅くなっている。肩幅も2cmほど落ちていて、背だけはいまも伸びているからひょろひょろというのが今。 春です。 少年少女のみなさん、体を鍛えましょう。 4/1/04―Thu 建前と本音 「日本には建前と本音の使い分けがある」と外国では思われている、といわれるが、これは違うと思う。 そういっているのは、アメリカはじめ西洋の立場に立ってものを言う、白人スタンダードの日本人で、事実はむしろ逆だと思います。正直者がバカをみる、を地でいっているのが日本人だと色々な場面で感じてきました。 誠実にそしてこだわりを持ってモノをつくった結果、メイドインジャパンの製品は世界に比類ないものになりました。その強みは、デジタル3種の神器をみても分かるとおり、今でも健在です。ただ、嘘を上手くつけないから、実体を伴わない虚の世界=金融の世界では冴えない。正直にやった結果だから仕方ない、で済ませたいところだが、いまや実体経済の1年分の取引額が、金融の世界では、金融派生商品1日分のそれですから、そうも言ってられない。
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